こんにちは。こーすけぽけです。
このHP地味にサーバー代がかかっているので
訪問者を増やそうと思って記事を書いています。
よければ今まで出した同人誌も見てね。
(ここまでコピペ)
さて、今回はアニメの話です。
Twitterのおかげで日常的なことは呟いてしまうし、
毎回毎回記事ネタを出すのがあれなんですが
アニメの話なら無限にあるので今回はその話。
あとブログ形式なら字数関係なく話せるのでそれも良し。
アニメ作品多すぎない?
アニメってぶっちゃけマジで無限にあるじゃないですか。
この動画によると、1963年から2012年までの地上波放送されたアニメ作品は
全部でおよそ3013作品らしいです。
2006年の主なアニメのところに「人造昆虫カブトボーグV×V」がしれっと入ってるのが高ポイント。
ちなみに、wikipediaで[Category:○○年のテレビアニメ]で表示された2000~2017年のアニメ作品数を
合計してみたところ、およそ2951作品でした(重複込みのガバガバ計算)。
1963~2012年のおよそ50年間に放送されたアニメ作品数が3000作品ほどであることに対し、
ここ20年ほどでそれに匹敵するほどアニメが放送されているわけですね、こりゃすごい。
しかし、これだけアニメがあると、せっかくいい作品であっても
大量のアニメ作品の中に埋もれてしまうようなことが多々あるわけです。
選択肢がありすぎるのもどうもよくないですね。
ということで今回は自分が最近見たアニメを紹介しつつ一言感想とか言っていくかんじで
やっていきたいと思います。
あとファンアートがある作品を中心に話していきます。
前置きがクッソ長くなってしまった。
魔法のプリンセス ミンキーモモ(1982年)
クッソ雑なあらすじ
魔法の夢の国のプリンセスであるミンキーモモという少女が
子どものできない夫婦の元に転がり込んで、
あたかも娘であるかのように仕組んで生活するお話。
モモの使う魔法の力は人々の「夢を見る力」「夢を信じる力」によって生まれるので
それが弱まってしまった普通の地球では大人に変身するという魔法しか使えないという縛りがある。
様々な事件に巻き込まれるミンキーモモが、大人になる魔法で奮闘するお話。
…とここまではよくある子ども向け魔法少女アニメのあらすじだが
ミンキーモモの一番の見せ場は
ミンキーモモが物語の後半で交通事故で死んでしまう
ところにある。
感想
大人になるということに対しての不安や大人になりきれない大人など
ピーターパン症候群やモラトリアムなどに対して重きを置いた作品に感じました。
大人が子どもに見せたい景色、そういうものを描いたような作品。
個人的に一番のオススメはOVAの「夢の中の輪舞」。
ミンキーモモが何故大人になれるのか、それを本編を見たうえでこのOVAを見ると
この作品全体で伝えたかった事が見えてくるように思えてきます。
簡単な時代背景的に、1982年当時はまだ冷戦がありソビエトが崩壊しておらず、
ベルリンの壁も崩壊していなかった時に作られたアニメです。
1980年代といえばバブル経済のイメージが強いんですが
まだこの頃はバブル経済でもなかった時ですね。
(東北新幹線が開通した年といえば想像できそうな気はする)
そんなこんなで世界情勢も荒れていて当時の少女たちはあまり将来について
いい夢を持っていなかったそうです。
だからこそ、
「大人になることに絶望してほしくない、前向きに生きてほしい
だってほら大人になったら、子どもの時にはできなかったいろんなことができるのだから…」
そんなメッセージが作中からビシビシ伝わってくるような作品になっているのです。
悲しいことに現実は大人になるにつれて
物事を冷静に見る能力や自分を客観視する能力なんかが成長していくので
自分の実力を知り、自分の無力さを知り、
型にはまっていくことが多くなるものなんですが、
だからこそ「夢を見ることをあきらめないで」というメッセージは胸を打つものがあるのですね。
向いてる人
大人が子どもに見せたい景色、そういうものを描いたような作品。
ノスタルジックなテーマを扱ってはいるものの、
それをコミカルに描くことで子供向け要素を出している。
そのため、そういった作品が好きな人にはオススメできると思う。
見た目はまだ子どもだが、中身はしっかりと大人へと成長していく
というところがモモに似ているという意味でプリキュアシリーズを入れた。
また、監督が湯山邦彦、構成が首藤剛であることからポケモン(無印)が好きな人にも合いやすい。
似たアニメ
- クレヨンしんちゃん オトナ帝国の逆襲
- ポケットモンスター(無印)
- プリキュアシリーズ
カレイドスター(2003)
クッソ雑なあらすじ
カレイドステージというアメリカにあるサーカスに憧れた主人公、苗木野そらが
単身で渡米し、そこで経験と努力を積んでカレイドスターという花形になるお話。
…というのが表向きのあらすじだが
クッソ理不尽な出来事やいじめ、などが次々と降りかかる主人公に対し
努力と根性と主人公の前向きな性格で抗っていく、
見た目からは想像もつかない泥臭いスポ根サクセスストーリー。
感想
全50話?とめっちゃ長い作品ではあるんですが、
全部見終わった後の読後感…というんですかね、それがとても良かった作品。
良くない言い方だとは思うんですが「終わり良ければ総て良し」といってような感じ。
というのも、途中までの展開がクッソ理不尽だったり
序盤はご都合主義みたいな展開があったりするし、キャラクター達がなんかブラック企業気質だし
全体的に精神的に「キツイ」展開が続くんですが
最後、すべてが上手く収束していくので達成感や満足感が得られるわけです。
特に2期の序盤はマジでしんどい展開が続くので休み休み見るのがオススメ。
物語のキーとなるのは、主人公が憧れたレイラ・ハミルトンというキャラクター。
最初は主人公とのプロ意識の格差から度々衝突するんですが
最後には主人公を一番理解し、信用するようになるところがアツい。
調べると結構評価が高いような印象を受けるんですが、
途中の展開がどうとかいうよりも、
最終的に上手く収束させた点が一番評価されてるのだと思います。
向いてる人
スポ根ものが好きで、理不尽な出来事に対しても
そこまで気分悪くならずに見ることができる人には向いてる作品。
キャラクター全体が割とブラック企業気質なところがあるので
最近のアニメでは見られないような理不尽な展開が多い。
似たアニメ
- ガラスの仮面
- エースをねらえ!
- 響け!ユーフォニアム
※似ているアニメに「響け!ユーフォニアム」を入れたが
全体的なサクセスストーリーという点であり、
トラブルが起きた際に主人公が特に何もしなくても
(ユーフォの久美子は傍観者であることが多い)
キャラクターが勝手に動き、気づけば事態が収束しているという意味では本作品とは真逆の意味を持つ
BRIGADOON まりんとメラン(2000)
クッソ雑なあらすじ
主人公のまりんは長屋に住む孤児。
長屋に住んでいて、とても貧乏なこともあり、
学校でいじめられたり、からかわれたりすることも多いが
持ち前の明るさと長屋のみんなが優しくしてくれることもあり
日々楽しく暮らしていた。
そんなある日突然、まりんは人外の生物に襲われる。
絶体絶命なまりんを助けたのは、別の人外の生物、メランだった…
…というのがあくまで表向きのあらすじだが
人外の生物メランとの恋愛、物語中盤の鬱展開など
それをすべて乗り越えた先にある最終回が一番の見どころ。
感想
少女と人外の恋愛、とだけいうとチープな表現ですが
そこに至るまでの経緯が良かったです。
あくまでこの2人に焦点を絞って物語が進むのでそこもわかりやすくてよかった点。
全体的にコミカルな作風に反して、物語の展開はとても重いものが多く、
そのアンバラスな異質さが癖になるようなアニメです。
超展開やご都合主義もかなり目立つんですが、それを視聴者に受け入れさせるコミカルさが
この作品の一番の強みなんじゃないでしょうか。
クッソ理不尽にいじめられるまりんに萌ちゃんという心強い味方がいたこと、
中盤の鬱展開で何もかも信じられないときにみどり先輩という存在がいたことなど、
主人公の人柄で増えた味方がピンチの時にちゃんと手を差し伸べる展開があるので
そこまで胸糞悪くならなかったというのも好印象です。
ただ裏切って鬱展開にすればいいっていうアニメがあまり好きではなくて、
ちゃんとそこに義理があるのがわかる描写があるのでそこがよかったです。
一度も地上波で放送されたことがなく、口コミだけでここまで知名度を上げてきたアニメなので
ぜひいろいろな人に見てもらいたいですね。
向いてる人
鬱展開といっても、全体的に暗いのではなく、
あくまでコミカルに描いているという点ではレジェンズが近いように思えた。
明るい雰囲気を保ちつつ、鬱展開があったりするアニメや
鬱展開でありながら最後ハッピーエンド(?)になったりするようなアニメを入れた。
ところどころ超展開やご都合主義もあるのでそういうものを許せる人じゃないと厳しい。
似たアニメ
- レジェンズ~甦る竜王伝説~
- プラスティック・メモリーズ
- なるたる
- 結城友奈は勇者である
- 最終兵器彼女
おしまい。
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